「副業したいけど、時間がない」——これは副業を始めようとして最初にぶつかる壁です。
私も最初はそう思っていました。朝8時に家を出て、帰宅するのは夜10時。夕食を食べてお風呂に入ると日付が変わり、気がつけば就寝時間。「副業に充てる2時間なんてどこにあるんだ」という状態でした。
しかし実際に生活を見直してみると、副業に充てられる時間が思ったよりも多くあることに気づきました。この記事では、仕事が忙しいサラリーマンが「1日2時間」の副業時間を生み出すための考え方と、私が実践しているルーティンを具体的に紹介します。
まず「自分の時間の使い方」を1週間記録してみる

時間が「ない」のか「使えていない」のかを判断するために、最初に1週間だけ時間の使い方を記録することをおすすめします。
私が記録を始めたとき、1日の時間の内訳はこうでした。
- 睡眠:7時間
- 本業(通勤含む):11時間
- 食事・入浴・身支度:2時間
- スマートフォン(SNS・YouTube・ゲーム):3時間
- テレビ:1時間
- その他:ゼロ
合計24時間。スマートフォンとテレビで合計4時間使っていました。これが事実として目の前に現れたとき、「時間がない」は嘘だったと気づきました。
iPhoneならスクリーンタイム機能、Androidならデジタルウェルビーイング機能で、アプリごとの使用時間が確認できます。多くの人がSNSやYouTubeに1日2〜3時間使っているというデータもあります。
「時間がない」のではなく「時間に気づいていない」だけかもしれません。まず現実を直視するところから始めましょう。
「いつ副業をするか」——朝型・夜型・すき間型の比較
副業の時間を確保するタイミングは大きく3パターンあります。どれが合うかは人によって異なりますが、私の経験と周りの副業仲間の話をもとに、それぞれの特徴を解説します。
朝型(出勤前の時間を活用)
私が最終的に選んだスタイルです。毎朝6時に起き、出勤前の7時〜8時の1時間を副業に充てます。朝は頭がクリアで集中力が高く、本業の疲れも持ち込まれていないため、作業の質が高いです。
デメリットは「睡眠時間を確保するために夜更かしをやめる必要がある」点です。夜11時就寝→朝6時起床の7時間睡眠を死守することで、朝の副業時間を確保しています。
朝型に変えてから、副業の継続率が大幅に上がりました。夜は「疲れたからやらない」という選択肢があります。しかし朝は「今やらないと副業できない」という切迫感があり、自然と作業を始められます。
夜型(帰宅後の時間を活用)
帰宅後に副業時間を作るスタイル。夜10時帰宅後、12時まで2時間副業に充てるイメージです。遅い帰宅でも夜型の人は意外と集中できるという声もあります。
デメリットは「残業が増えると副業時間がゼロになる」不安定さと、「疲れた状態での作業は質が落ちやすい」点です。
夜型で成功しているケースは「帰宅後すぐに副業を始める」習慣を持っている方に多いです。帰宅してソファでスマートフォンを眺め始めると、そのままダラダラしてしまいます。帰宅したら荷物を置いてすぐに作業机に向かうルールを作ることが重要です。
すき間型(通勤・休憩・昼休みを活用)
電車通勤の場合、往復の通勤時間をスマートフォンやタブレットでの副業作業に充てる方法です。ライティングのアイデア出し・記事の構成作り・学習(読書・動画視聴)などがすき間時間でできる作業に向いています。
「1日30分×通勤往復=1時間」がすき間時間の副業だけで確保できます。朝型や夜型と組み合わせることで、1日2〜3時間の副業時間を生み出すことができます。
私の「1日のルーティン」を公開する

現在私が実践している平日の1日のルーティンを公開します。副業の形態はブログ執筆・クラウドソーシングのライティングです。
- 6:00 起床。顔を洗いすぐに作業机へ
- 6:10〜7:10 副業作業(ブログ記事執筆 or クラウドソーシング対応)
- 7:10〜7:50 朝食・準備
- 8:00 出勤
- 9:00〜18:00 本業(残業は月に数回)
- 18:30 帰宅
- 19:00〜20:00 夕食・風呂
- 20:00〜21:30 副業作業(状況によって)or 休息
- 22:30〜23:00 読書・学習(副業に関連する本・ブログのSEO・ライティング技術)
- 23:30 就寝
副業に充てる時間は朝の1時間+夜の1〜1.5時間で合計2〜2.5時間。夜の副業は疲れている日は無理せず休憩に切り替えます。朝の1時間は「聖域」として、何があっても確保するようにしています。
「週に副業時間を計10〜15時間確保できれば十分」と考えています。量より、毎週継続することが重要です。
副業の継続を妨げる「3つの敵」と対策
時間を確保しても、副業を継続できない人には共通のパターンがあります。
敵①:スマートフォンの誘惑
副業作業中に通知が来てスマートフォンを見てしまう。これが集中を途切れさせる最大の原因です。
対策:副業作業中はスマートフォンを視界に入らない場所(引き出しの中・別の部屋)に置く。通知はすべてオフにする。1時間作業したら5分スマートフォンを見る、というルールを作ることで、依存を断ちながらメリハリをつけることができます。
敵②:「疲れたのでやらない」という先送り
本業で疲れた夜に副業を先送りにするのは、疲弊している状態の自分の選択です。そのまま翌日も翌々日も先送りになり、1週間が過ぎます。
対策:「疲れた夜でもできる最小作業」を決めておく。たとえば「記事のタイトルと見出しだけ作る(10分)」「クライアントへの返信だけする(5分)」など、ハードルを極限まで下げた作業を用意しておく。小さくても毎日手をつけることで、「副業をやらない日」を作らない習慣が生まれます。
敵③:「やる気が出るまで待つ」という罠
「やる気が出たら本格的に取り組もう」と思っていると、永遠にやる気は出ません。科学的にも、やる気は「行動の後」に生まれることがわかっています。
対策:「やる気に関係なく、決めた時間になったら作業を始める」ルールを徹底する。最初の5分だけ作業を始めると、自然と集中モードに入ることが多いです。「とりあえず5分だけ」が口癖になると、副業の習慣化がはるかに楽になります。
週末の副業時間をどう使うか

平日の朝・夜で計15時間確保できたとしても、週末はさらに副業に充てられる時間があります。土日の使い方で副業の進捗が大きく変わります。
私は土曜日の午前中(9時〜12時の3時間)を「まとまった作業時間」として確保しています。この3時間で1週間のブログ記事を2本書くか、長めのクラウドソーシング案件1本を完成させます。
日曜日は基本的に副業は休みにしています。副業を毎日・毎週続けるには、意図的な「休息日」を設けることが重要です。休息なく続けると、燃え尽きてしまい、完全にやめてしまうリスクが高まります。
「週6日副業・週1日完全休息」というサイクルが、私には合っていました。
「本業に支障をきたさない」ことが副業の大前提
副業に熱中するあまり、本業のパフォーマンスが落ちては本末転倒です。
副業を頑張り過ぎた時期、睡眠時間を削って夜2時まで作業を続けたことがありました。翌日の仕事は当然眠く、集中力も低下。ミスが増え、上司からの評価も下がりました。副業収入は少し増えましたが、本業での評価が下がることで、昇給や賞与にも影響する可能性があります。本業の年収の方が副業収入よりはるかに大きいわけですから、本業を犠牲にした副業は賢くありません。
副業は「本業を守りながら、プラスアルファで稼ぐ」もの。この前提を崩さないことが、長く続けるための最重要ルールです。
まとめ:「1日2時間」は誰でも作れる
副業のための時間確保についてまとめます。
- まず1週間、時間の使い方を記録する——スマートフォンの使用時間に「隠れた副業時間」がある
- 朝型が最もおすすめ——疲れた夜より、朝の1時間の方が質が高い
- 朝1時間+夜1時間+通勤すき間時間で1日2〜2.5時間を確保できる
- 「やる気に関係なく始める」習慣が継続の鍵
- 週1日の完全休息を設け、燃え尽き防止をする
- 本業を犠牲にしない範囲で副業に取り組む
「時間がない」という言葉は、行動する前の言い訳に過ぎないことが多いです。記録して、整理して、少しずつ副業に充てる習慣を作っていけば、必ず時間は生み出せます。
次の記事では、副業を始める前に知っておきたい「詐欺まがい案件の見抜き方」について、実際に私が遭遇した経験をもとに解説します。


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