「ブログで稼ぐ」という言葉を聞いたとき、最初は半信半疑でした。本当に素人が書いたブログでお金が稼げるのか、と。
結論から言うと、稼げます。ただし「誰でも簡単に」ではありません。私がブログを始めてから月3万円を安定して稼げるようになるまで、約10ヶ月かかりました。その間に読んだ本・参考にしたサイト・試して失敗した施策・うまくいった施策——全部正直に書きます。
この記事は、ブログを始めたいけど何から手をつければいいかわからない方、すでに始めているけど収益が出ずに悩んでいる方の両方に役立てていただけると思います。
ブログを始める前にやっておけばよかった「ジャンル選び」の失敗
ブログを開設した当初、私は「何でも書けるブログ」にしようと考えていました。今日はグルメの話、明日は映画の感想、来週は副業の話——そんなバラバラな構成です。
結果、開設から3ヶ月で記事数は20本を超えたのに、月間PVは100を超えませんでした。
雑記ブログが伸びない理由は「Googleからの評価が得られにくい」からです。Googleは「このサイトは何のサイトか」を判断して検索順位を決めます。テーマがバラバラだと専門性が低いと見なされ、検索上位に表示されにくくなります。
転機は3ヶ月目に「副業・お金の話に特化したブログ」へ方向転換したことです。ジャンルを絞った途端、少しずつ検索からの流入が増え始めました。
稼げるジャンルの選び方

ブログで稼ぐためには「アフィリエイト案件があるジャンル」を選ぶことが重要です。いくら良い記事を書いても、紹介できる商品・サービスがなければ収益化できません。
稼ぎやすいジャンルとしてよく挙げられるのは、金融(カードローン・クレジットカード・投資)、保険、転職・就職、恋愛・婚活、美容・ダイエット、副業・在宅ワーク、などです。これらは単価が高い案件が多く、比較的収益化しやすいジャンルです。
ただし、競合が強い分野でもあります。初心者が全ジャンルで大手サイトと戦うのは難しいため、「ニッチなキーワード」や「体験談ベースの記事」を武器にすることが重要になります。
最初の3ヶ月:やったこと・やらなかったこと
ジャンルを絞った後の3ヶ月(開設3〜6ヶ月目)の動きを振り返ります。
やったこと

- 週2〜3本のペースで記事を投稿:量より質という意見もありますが、最初は数を打つことで「書き方」と「読まれる記事の感覚」をつかんでいきました。
- キーワードリサーチを学ぶ:「Googleサーチコンソール」「ラッコキーワード(無料)」を使って、検索されているキーワードを調べ、それに合わせた記事を書くようにしました。
- 上位サイトの構成を参考にした:書こうと思うテーマで検索し、上位10サイトの構成(見出し)を確認。不足していると思われる情報を自分の記事に加えることで、差別化を図りました。
- 1記事に1つのASP案件を紹介:まずA8.netとValueCommerceに登録し、関連する案件を記事の末尾に自然な形で紹介しました。
やらなかったこと
- SNS集客(この時期は):TwitterやInstagramでのブログ宣伝に時間を使うより、記事制作に集中することにしました。検索流入が主な収益源と判断したためです。
- 有料テンプレートの過度なカスタマイズ:見た目より内容が重要な時期です。デザインに時間をかけるより、記事を書く時間に充てました。
初収益発生!「たった1本の記事」が起こしたこと

ブログを始めて7ヶ月目、ある記事が突然検索で上位に入りました。タイトルは「クラウドワークス 初心者 始め方【実際に登録してわかったこと】」という記事です。
自分がクラウドワークスを使い始めた当初の経験を体験談として書いた記事でした。登録手順・最初の案件獲得までの流れ・実際に稼げた金額・向いていない人の特徴——これらをすべて「自分の体験」として書きました。
この記事が「クラウドワークス 始め方」「クラウドワークス 初心者」などのキーワードで検索2〜4位に入り、月間2,000PVを超えました。記事内にクラウドワークスの登録リンク(アフィリエイト)を設置していたことで、初めて報酬が発生しました。
体験談記事が強い理由:大手メディアや企業サイトは「情報の正確性」では勝てません。しかし「実際にやってみた体験」は個人にしか書けないオリジナルコンテンツです。Googleも2022年頃からHelpful Content Updateと呼ばれるアルゴリズム更新を実施し、体験に基づいた記事を高く評価するようになっています。
月1万円から月3万円へ:収益を3倍にした施策
最初の報酬発生から約2ヶ月後、月収がついに1万円を超えました。そこからさらに3倍の3万円に到達するまでに実施した施策を紹介します。
施策①:収益記事の「リライト」を繰り返した
すでに検索流入がある記事は、リライト(加筆修正)することで順位が上がりやすくなります。私は月1回、アクセス解析を確認して「検索順位が4〜10位の記事」を優先的にリライトしました。
具体的には、「検索ユーザーが知りたいことが全部答えられているか」を確認しながら情報を追記・整理しました。この作業で、4位だった記事が1〜2位に上がったことで、月間PVが倍増したケースが2本ありました。
施策②:アフィリエイト案件の単価を上げた
最初はA8.netで承認された案件を手当たり次第に紹介していましたが、途中から「単価が高い案件に絞る」戦略に変えました。
たとえば、無料コンテンツへの登録(成果報酬が数十円)よりも、金融系のサービス(クレジットカード発行・ローン申し込みなど)は1件あたり数千円〜1万円以上の報酬が出ます。同じアクセス数でも、紹介する案件を変えるだけで収益が数倍になります。
施策③:収益ゼロの記事を「削除またはnoindex」にした
開設当初に書いた雑記系の記事や、検索流入がまったくない記事は、サイト全体の評価を下げることがあります。Googleは「質の低い記事が多いサイト」を低く評価する傾向があります。
私は月間PVが6ヶ月連続でゼロの記事を削除またはnoindex(検索インデックスから除外)に設定しました。これを実施した翌月から、サイト全体の検索順位が微妙に改善されたように感じました。
月3万円に到達して気づいた「ブログ副業の本質」

月3万円を安定して稼げるようになって、ブログ副業について一つ確信したことがあります。それは「ブログは記事という資産を積み上げるビジネスだ」ということです。
アルバイトや時間給の副業は、働いた時間の分だけ収入が発生します。しかしブログは、今日書いた記事が1年後も2年後も収益を生み続ける可能性があります。
私のブログで今でも月500〜800PVを安定して集めている記事は、1年半前に書いたものです。その記事を書くのにかかった時間は3〜4時間。それが今も毎月収益を生んでいます。
もちろん、検索アルゴリズムの変動や競合の増加によって順位が落ちることもあります。それを見越して、記事を定期的にメンテナンスし続けることがブログを長く続けるコツです。
ブログを始める前に知っておくべき「現実的な数字」
ブログについて夢のようなことばかり書いても不誠実なので、現実的な数字も共有します。
- 月3万円の収益には、目安として月間1〜2万PV程度が必要(ジャンル・案件によって大きく異なる)
- 月1〜2万PVを達成するには、50〜100本程度の記事が目安
- 50〜100本を書くのに週2本ペースで6〜12ヶ月かかる
- 最初の3〜6ヶ月は収益がほぼゼロでも当然と思って続ける必要がある
「半年間ほぼ収益ゼロでも続けられるか」——これがブログ副業で成功する人と挫折する人の分かれ目です。最初の数ヶ月を「投資期間」と捉えられる人には、ブログは非常に相性の良い副業です。
まとめ:ブログで月3万円を達成するためのロードマップ
私の経験をもとに、ブログで月3万円を達成するためのステップをまとめます。
- ジャンルを決める:アフィリエイト案件がある分野 × 自分が体験談を書けるテーマを選ぶ
- WordPress × レンタルサーバーで開設:無料ブログではなく、独自ドメインで始める
- ASPに登録する:A8.net・ValueCommerce・afb・アクセストレードを最低限登録
- 最初の3ヶ月:週2〜3本ペースで体験談ベースの記事を書き続ける
- 4〜6ヶ月目:Googleサーチコンソールで流入キーワードを確認し、人気記事をリライト
- 7〜10ヶ月目:単価の高い案件に記事を絞り、収益記事を重点的に育てる
「ブログなんて稼げない」と言う人もいますが、正しいやり方で続ければ必ず結果は出ます。大切なのは「続けること」と「正しい方法を学び続けること」。この2つさえあれば、ブログで稼ぐことは十分に実現可能です。
次の記事では、クラウドソーシングを実際に使ってみてわかったメリット・デメリットと、効率よく稼ぐための具体的な方法を解説します。


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